先日、自重トレーニングとウェイトトレーニングのメリット・デメリットをまとめた記事を投稿しました。
その中で、より大きな筋肉をつけるためにはウェイトトレーニングのほうが効率的だと述べました。
じゃあマッチョを目指すにはウェイトトレーニング一択じゃん、と思う方が一定数以上いると思います。
ちょっと待っていただきたい。
ウェイトトレーニングを始める前にこの記事だけでも見てほしい。
自重トレーニングもウェイトトレーニングに負けていないということを証明していきます。
低負荷でも高負荷と同じ効果を得られる
まずはこちらの論文をごらんください
低強度・高反復トレーニングが筋力,筋量および筋の質に及ぼす影響
この論文の内容を簡単に要約すると
低負荷と高負荷にグループ分けをし、低負荷のグループは12セット、高負荷のグループは3セット(共に8回1セット)のスクワットを週3回、期間は8週間行った。
その結果、どちらにも大きな差が生まれることはなかったため、低負荷でも回数を多くすれば高負荷と変わらない筋肥大を得ることができる。
つまり、低負荷である自重トレーニングだけを行ったとしても、反復する回数を増やせばウェイトトレーニングとそん色ない結果を得ることが可能なんです!
ベンチプレスを100kg上げることが叶わない人でも、腕立て伏せを頑張って回数をこなしていけば、いずれ同じくらいの筋力を得ることができるって考えると自重トレーニングも捨てたもんじゃないと思いませんか?
自重トレーニングも負荷の調節が可能
ウェイトトレーニングは重りを付け替えるだけで負荷が変更できるのは大きな魅力ですよね。
しかし、自重トレーニングも同じくらい簡単に負荷を変えることができます。
例えば、腕立て伏せでも体を沈めるときの深さによって負荷が全然違います。
顎が床につくのが最大強度だとしたら、床につく直前・中間地点・開始直後などで体を止めれば負荷を軽減出来ます。
つまり、自分のやりたい・やれるとこまでで動作を行えば負荷は自ずと調整出来ます。
道具を使わず自分のやり方次第で負荷を調節出来るのは大きなメリットだと思います。
ジムに行かないで出来るのにやらない手はありませんよね?
超高負荷なトレーニングも可能
筋トレをし始めた人は大体ベンチプレス100kgに憧れますよね?
自分はそうでした。
しかし、最近は片手腕立て伏せに憧れてます。
何故ならそっちの方が難易度がめちゃくちゃたかいからです。
ベンチプレスは両手で挙げるため、実質片手50kgです。
しかし、片手腕立て伏せは文字通り片手だけでやるため、体重50kgの人ができればベンチプレス100kgとほぼ同等なのです。
このように、自重しか使っていなくても超高負荷なトレーニングは可能ですし、むしろこっちの方が凄いと思えるようなトレーニングも沢山あります。
腕立て伏せ勝負で1人だけ片手でやってたらカッコよくありませんか?
間違いなくカッコいいと思います。(断言)
結論
自重トレーニングはウェイトトレーニングと比べてもほとんど差は無いと思います。
むしろ自重の方が良いんじゃ無いかと思えるぐらい自重トレーニングは優秀だと私は思いますね。
怪我のリスクも低いですし、何よりハードな種目をクリアー出来たときの達成感や自己満足感が凄いです。(語彙不足)
ウェイトトレーニング信者の方も、これを機に一度自重を試してみませんか?